主日説教
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 聖霊降臨後第十三主日 2008年8月10日 マタイ福音書14章22節~33節 † † † † † † † † † † † † ペトロは、主イエスと出会ってから、この後も大きな失敗をしています。その典型は、最後の晩餐の後、ペトロは、自分は主イエスを知らないを三回も口にしてしまいました。その個所を今日はご一緒に読んでみたいと思います。 ひとは時として大きな過ちを犯してしまうことがあります。いえ、人間とはそうしたものなのだと聖書は語っています。目の前で主イエスが水の上に立っていらっしゃるのを見ていながら、ふと周囲の気配を見て、ペトロは恐ろしくなってしまいました。「幽霊だ」と叫んだ弟子たちに、「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」と語りかけて下さった主イエスの、「来なさい」という言葉に従って水の上を歩き始めたペトロ‥‥‥しかし、ペトロはふと主イエスから目を逸らしてしまいました。そして水に沈みかけ、主イエスに助けていただきながら、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と語りかけられてしまいました。そして、舟に上がることが出来て初めて、「本当に、あなたは神の子です」と告白することが出来たのです。 そのペトロが、最高法院に連れて行かれた主イエスの後を追って中庭に入り、主イエスがどうなるのかを知ろうとしていたのですが、その時、大祭司の女中の一人に見つかってしまいました。彼女は、どこかで主イエスと弟子たちを目撃していたのかもしれません。ペトロは咄嗟に答えてしまいます。「そんな人は知らない‥‥‥」すると次ぎに、ペテロの近くにいた人々が声をあげます。「この人はナザレのイエスと一緒にいました。」エルサレムのどこかでか、それとも別の町や村だったのか。ペトロが主イエスと一緒にいるのを目撃した人々がいたのです。この夜は過越の祭りです。大勢の人々がエルサレムに集まってきています。にもかかわらずペトロは同じ言葉を繰り返してしまいました。「そんな人は知らない。」 「するとすぐ、鶏が鳴いた。」
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